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大川原 美保先生×里村元理事長 対談インタビュー

糖尿病専門医の大川原先生にお話をお伺いしました

昭和29年の開業から親子3代。
これからも地域に寄り添う里村医院の医療

大川原先生×里村元理事長 対談インタビュー

医療法人 千秋会は、2026年時点で里村医院を運営している医療法人です。

「すべての人を幸せにする地域医療を目指して」という基本理念のもと、昭和29年の開業以来、さいたま市北区植竹町にて親子3代にわたり地域のかかりつけ医として歩んでまいりました。当院では予防は治療に勝るを行動指針に掲げ、健康寿命を延ばすための成人の生活習慣病発症予防から専門的な治療まで、ワンストップな医療の提供に努めております。

本ページでは、糖尿病専門外来を担当する大川原先生と里村元理事長が、健診数値を指摘された際の早期受診の重要性や、循環器疾患・訪問診療との密な連携について対談しております。ぜひご覧ください。

【糖尿病専門医】大川原 美保先生×里村元理事長 対談インタビュー

  • 里村元理事長アイコン

    大川原先生、今日はよろしくお願いします。当院の糖尿病専門外来で、日々多くの患者さんを支えていただき本当にありがとうございます。今回は、先生のお人柄や診療への想いをぜひ地域の皆さんに知っていただきたく、この対談を企画しました。

    まず、先生が医師を目指された原点からお聞かせいただけますか?

  • 大川原先生アイコン

    こちらこそ、よろしくお願いします。

    私の原点は、同じく医師(皮膚科医)だった父親の存在ですね。小さい頃から、父が地域のために一生懸命働く姿をとても身近に見て育ちました。その背中を見ているうちに、自然と「私も父のように、地域に貢献できる医師になりたい」と志すようになりました。

  • 里村元理事長アイコン

    お父様の後ろ姿を見て、ですね。当院も昭和29年に祖父が開業して以来、親子3代で地域医療に携わってきたので、その地域への貢献という想いには非常に共感いたします。

    医療の世界には様々な診療科がありますが、その中で大川原先生が糖尿病専門医の道を歩まれるようになったきっかけは何だったのでしょうか?

  • 大川原先生アイコン

    大学卒業後に入局した第三内科(当時は循環器・消化器・糖尿病内科の3つから選択するスタイル)での2年目、研修先の総合病院の内科部長が、かつて父親にお世話になった人物であるという偶然の出会いがありました。

    消化器専門だったその内科部長から「女性が将来ずっと医師を続けていくのであれば、糖尿病内科が良いのではないか」と勧められたことがきっかけとなり、糖尿病専門医の道を歩み始めました。

  • 里村元理事長アイコン

    恩師の先見の明あるアドバイスが、今の先生のキャリアに繋がっているのですね。

    現在、日々の糖尿病外来において、先生が特に大切にされていることは何ですか?

  • 大川原先生アイコン

    何よりも「丁寧なコミュニケーション」を最優先にしています。糖尿病は生活習慣と密接に関わっていますが、患者さんの生活リズムや食べ物の好みは一人ひとり全く異なります。

    「この先生が言うならやってみよう」と思ってもらえるような信頼関係を築き、患者さんが治療のための行動を1つでも実践し、それが良い結果に結びつくようなサポートを心がけています。

  • 里村元理事長アイコン

    まさに心の通った診療ですね。

    ところで、健康診断のシーズンになると、血糖値やHbA1cの数値を指摘されて不安を抱えながら来院される方も多いと思います。そうした方々へ、先生からはどのような声をかけたいですか?

  • 大川原先生アイコン

    健康診断の基準値は、通常の糖尿病外来よりも厳しめに設定されているため、数値にズレがあると「自分は糖尿病なのではないか」と強く不安に思う方も少なくありません。

    少しでも基準値から外れて心配な場合は、一人で抱え込まずに、まずは早めに専門医へ相談・受診してほしいと考えています。

  • 里村元理事長アイコン

    早期発見・早期相談が、健康寿命を延ばす第一歩ですね。

    当院では高齢者診療や訪問診療(在宅医療)にも力を入れており、生涯にわたるかかりつけ医を目指しています。糖尿病が進むと血管へのダメージや、循環器疾患のリスクも高まると言われますが、他科や訪問診療との連携についてはどのようにお考えですか?

  • 大川原先生アイコン

    糖尿病は全身の血管が障害される病気であり、動脈硬化が進むと高血圧や、心臓の冠動脈に影響を及ぼして心筋梗塞などを引き起こすリスクが高まります(循環器疾患とは切っても切れない関係です)。

    糖尿病患者さんは、心筋梗塞を起こしていても症状が出にくい(無症候性心筋虚血)という恐ろしさがあります。そのため、症状が出る前の段階から循環器の専門医と密に連携・相談し、早期に検査や治療を回していく体制が非常に重要です。

患者さんへのメッセージ

「糖尿病は一度かかったら一生治らない病気」というイメージをお持ちの方が多く、それが原因で受診のハードルを高く感じ、診断を恐れて受診をためらってしまうケースをよく目にします。

しかし、数値が正常に近ければ近いほど、健康的で長生きできることは医学的に証明されています。病気が進行してひどくなってから治療を始めるのではなく、数値の異常を指摘された「軽症のうち(早期)」に、ぜひ一度受診を検討してください。一緒に健康な長生きを目指していきましょう。

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