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〒331-0813埼玉県さいたま市北区植竹町1-157
小原聡将先生×里村元理事長 対談インタビュー
訪問診療医の小原聡将先生にお話をお伺いしました
昭和29年の開業から親子3代。
これからも地域に寄り添う里村医院の医療

医療法人 千秋会は、2026年時点で里村医院を運営している医療法人です。
「すべての人を幸せにする地域医療を目指して」という基本理念のもと、昭和29年の開業以来、さいたま市北区植竹町にて親子3代にわたり地域のかかりつけ医として歩んでまいりました。地域の皆様に里村医院があってよかったと思っていただけるよう、当院では生涯にわたるかかりつけ医として、ご自宅での生活を最期まで支える高齢者診療(認知症・在宅診療)に深く注力しております。
本ページでは、当院の訪問診療を担当する小原聡将先生と里村元理事長が、私たちが目指す「心の通った在宅医療」と、誰もが安心して住み続けられるまちづくりへの想いについて対談しております。ぜひご覧ください。
【訪問診療】小原聡将先生×里村元理事長 対談インタビュー
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まずはじめに、先生が医師を志された原点についてお伺いできますか? どのようなきっかけで医療の道を歩もうと思われたのでしょうか。
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元々体が強くなく、子どもの頃によく小児科に通っていたことがきっかけです。そこで医師という仕事を知り、さらに母親や祖母が看護師で医療関係者が身近にいた環境も重なり、次第に「将来は小児科医になれたらいいな」と思うようになり医師を目指しました。
その後、進んだのは老年内科でしたが、「科を超えてその人を丸ごと診る」という点や「家族との関わりが重要である」という点で、小児科と老年内科には強い共通点があると感じています。
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先生には現在、当院の訪問診療の現場で非常に大きな役割を担っていただいていますが、数ある医療の分野の中で、訪問診療に携わるようになったきっかけは何だったのですか?
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以前、週に1回ほど訪問診療のクリニックへ応援(非常勤)に行っていた時期があり、その頃からやりがいは感じていました。当時はまだ医師としての力量不足を感じる部分もありましたが、その後、大学病院や地方の基幹病院、地域の病院などで様々な経験を積んできました。
それらのキャリアを踏まえ、「改めて今の自分の経験を活かして訪問診療に携わってみたい」と考えていたタイミングで院長から声をかけていただき、今回(3月から)こちらのクリニックに加わることになりました。
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実際に患者さんのご自宅や施設へ伺う中で、先生が日々の診療において『これだけは譲れない』と特に大切にされていることや、心がけている想いをお聞かせください。
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訪問診療を利用される方は、1人で通院するのが難しくご家族の手助けが必要な方が多いため、ご本人のご希望はもちろん、ご家族の気持ちもしっかりと聞き取るようにしています。患者さんお一人だけを見るのではなく、全体として負担なくうまく生活していけるように診療することを大切にしています。
また、経験を積んだことで自分自身に余裕が生まれ、若い頃よりもさらに患者さんやご家族に寄り添った、じっくり時間をかける診療ができていると感じています。
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地域の皆様の中には、『自分や家族は訪問診療を受けられるのだろうか?』と迷われている方も多いと思います。
当院の場合、具体的にどのようなお悩みや状態の方が訪問診療の対象になるのでしょうか。
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「まだ頑張れば通院できるけれど、少し大変になってきたな」と感じる、ある程度元気な段階の方にこそ試してみてほしいと考えています。例えば、夏の暑い時期に歩いてバスを乗り継いで通院したり、車での送迎でも乗り降りに介助が必要だったりと、通院が負担になり始めたタイミングがおすすめです。
また、外来よりもじっくり時間をかけて診察できるため、「物忘れ(認知症)が気になりだした」という段階のご家族のケアや、お薬の管理に不安が出てきた方も手厚くサポートできるため対象になると考えています。
小原先生は認知症専門医・老年医学会専門医・プライマリ・ケア専門医の資格をお持ちです

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当院は複数科目の専門医が在籍し、外来から在宅までワンストップで対応できる体制(生涯のかかりつけ医)を目指しています。訪問診療を行う上で、当院の外来や他の専門医との連携について、先生はどのような強みや意義を感じていらっしゃいますか?
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「訪問診療を始めると普通のクリニック(外来)に行ってはいけないのではないか」という誤解をされる方がいますが、状態が落ち着いている時は訪問診療で定期的に診て、詳しく調べる必要がある時や訪問診療では対応できない検査が必要な時は、しかるべきタイミングで外来や病院を受診していただくのが正しい形だと考えています。
その検査結果を踏まえてまた訪問診療で診ていくという、クリニック外来とのスムーズな連携が重要です。
また、日々の診療の中で少し悩ましい症例があれば、クリニックに戻って院長たちに相談し、バックアップを受けながら治療方針を決められる体制があることも大きな強みだと考えています。
患者さんへのメッセージ

私はこれまで、大学病院や地域の基幹病院、地方の病院など、様々な立場の医療機関で診療をしてきました。また専門分野としても、老年内科をはじめ、救急や総合診療といった分野に幅広く携わってきました。
そのため、特定の単一専門医とはまた違った「幅広い視点で患者さんを丸ごと診る」というアプローチができる点が自分の強みだと思っています。
これまでのキャリアで培った知識と経験を活かし、皆様のお力になれるよう診療を行っていきたいと考えております。
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