管理栄養士による栄養相談・食事指導

疾患別 食事療法例もご紹介

栄養相談・食事指導の必要性栄養相談・食事指導の必要性

栄養相談・食事指導の概要

里村医院では、国家資格をもった管理栄養士による栄養相談・栄養指導を行っております糖尿病高血圧脂質異常症肥満腎臓病などの生活習慣病をはじめとした各種疾患に対し、食事療法を通じた適切な食事内容のサポートを行います。

お一人おひとりの体調やライフスタイル、お好みを踏まえながら無理のない提案で、毎日の「食べる」をもっと安心に、楽しく。

「どんな食材を選べばいいの?」「食べちゃいけないものは何?」そんな疑問を解消し、安心して続けられる食事プランを一緒に考えていきます。必要に応じて、ご家族との同席や、料理の工夫まで丁寧にサポートいたします。お気軽にご相談ください。

このような方は栄養相談をご活用ください

  • 食事を見直したいが、何から始めればよいか分からない
  • 肥満高血圧脂質異常などを改善したい
  • 自分に合った減塩・低カロリーの食事を知りたい
  • 家族の病気に合わせた食事づくりに悩んでいる
  • 食事の楽しみを失わずに健康的な食生活を送りたい
  • 自己流のダイエットや食事制限に不安がある

初めての方でも、安心してご相談いただけます。

里村医院の栄養指導

当院には、臨床経験豊富な管理栄養士が常勤し、医師と連携しながら一人ひとりに合わせた食事指導を行っています。

初回は30分、2回目以降は20分程度。対話を大切にしながら、患者さまご本人が主体的に取り組めるよう寄り添ったサポートを行います。

里村医院の栄養指導

お問い合わせ・ご予約はこちら

お問い合わせ・ご予約はこちら

「怒られるのでは…」とご心配の方もご安心ください。患者さまの味方として、あたたかく丁寧に対応いたします。

まずは外来診察にて、医師が栄養指導の必要性を判断しますので、診療科は「内科」でご予約ください。

対象となる主な疾病(健康保険が適用される方)

栄養指導の必要性

生活習慣病の治療では、薬だけでなく、日々の食事改善が非常に大きな役割を果たします。 食生活の乱れ、運動不足、喫煙、睡眠の質の低下…。こうした日常の積み重ねが、糖尿病高血圧、脂質異常症などの生活習慣病を引き起こします。生活習慣病は進行すると脳梗塞や心筋梗塞、腎不全など重大な合併症を引き起こす危険があります。

栄養指導の必要性

当院では、医師と管理栄養士が連携し、患者さま一人ひとりの病状や生活環境に応じた具体的な提案を行います。再発予防や合併症の回避を含め、将来の健康を見据えた継続可能な食事管理を一緒に考えていきます。

適切な食生活は認知症予防にも効果的

認知症の発症や進行には、食生活をはじめとした日々の生活習慣が密接に関係しています。

当院の理事長は日本認知症学会専門医として、多くの患者さまの診療に携わっており、「脳の健康は食から」という視点を重視しています。

適切な食生活は認知症予防にも効果的

地中海食が脳にやさしい理由

特に注目されているのが、地中海食(Mediterranean Diet)です。

地中海食の表
  • オメガ-3脂肪酸や多価不飽和脂肪酸(青魚・オリーブオイル)
  • 抗酸化物質(野菜・果物・豆類)
  • 食物繊維(全粒穀物・ナッツ・野菜)
  • 適度な乳製品や赤ワイン(※1)

これらを自然に摂り入れる食事スタイルで、脳神経の保護、血管の健康維持、酸化ストレスの抑制などの効果が報告されています。これはまさに、認知症予防における理想的な栄養バランスとも言えるでしょう。

1 アルコールの摂取は年齢・疾患により慎重に判断する必要があります。

医学的根拠に基づく認知症予防の視点

近年の研究では、血圧・血糖のコントロールが
認知症リスクの低下に有効であることが、
複数の大規模な研究により証明されています。

医学的根拠に基づく認知症予防の視点

中年期の高血圧患者において、血圧を120mmHg未満に厳格に管理したグループでは、140mmHg未満に管理したグループに比べて軽度認知障害(MCI)の発症が有意に低かった

引用:SPRINT MIND研究(JAMA. 2019 Feb 12)


血圧が高くなるほど、脳血管性認知症のリスクが上昇する

引用:Ninomiya T, et al.(Hypertension 2011;58(1))


糖尿病のある方は、正常な耐糖能を持つ方に比べて、アルツハイマー型認知症の発症率が高い

引用:Ohara T, et al.(Neurology 2011 ;77(12))


これらの研究結果は、日々の生活習慣の中で「食」を見直すことが、将来の認知機能の維持に直結することを意味しており、認知症の予防・進行抑制の観点からも、栄養相談を積極的に推奨しています。

栄養相談の受診の流れ

  • 01

    医師の診察

    まずは外来診察にて、医師が栄養指導の必要性を判断します。

    医師の診察
  • 02

    ご予約

    管理栄養士との相談は予約制です。診察後、院内にてご予約をお取りください。

    ご予約
  • 03

    問診票の記入

    ご予約日当日、来院後にご自身の普段の生活を思い出しながら、ご回答下さい。

    問診票の記入
  • 04

    栄養相談(30分)

    日々の食事内容・生活スタイル・お悩みを伺いながら、具体的な提案を行います。写真やメモをご持参いただくと、よりスムーズです。

    栄養相談
  • 05

    継続的なフォローアップ

    2回目以降は前回の取り組み状況を共有しながら、目標達成に向けてご支援します。

    診察終了後
    定期的な栄養相談が重要と考えておりますので、2ヶ月毎の栄養相談を推奨しております。

栄養解析とオーソモレキュラー栄養療法

栄養相談に加えて、対象となる主な疾病をお持ちの方以外でも受けられる血液検査をもとにした「栄養解析レポート」の作成・ご案内も行っております。

慢性的な不調は「加齢」や「ストレス」と片付けられがちですが、実は栄養素の不足や代謝のアンバランスが原因となっているケースも少なくありません。

当院では、オーソモレキュラー栄養療法(分子整合栄養医学)の考え方に基づき、あなたの血液データから栄養状態を科学的に評価し、体調不良の原因を栄養面から明らかにした上で、身体にとって本来必要な栄養素を適切な形で補う手段として、医療用サプリメントのご案内も行っております。

管理栄養士による食事指導と、生活習慣の見直しをあわせて取り組むことで、症状の改善だけでなく、全身の代謝バランスが整い、より健やかで快適な毎日へとつなげていくことが可能です。

栄養解析とサプリメントについてはこちら

疾患別 食事療法例

  • 糖尿病

    血糖値の安定を目指すため、糖質のコントロールや食事のタイミング・バランスを重視

  • 高血圧

    減塩の工夫を中心に、野菜やカリウム豊富な食材の活用をアドバイス

  • 脂質異常症

    飽和脂肪酸を減らし、不飽和脂肪酸を含む食品(魚、ナッツ、オリーブ油等)の活用

  • 高尿酸血症(痛風)

    プリン体の多い食品(内臓・干物・アルコール等)の制限と水分摂取の工夫

  • 慢性腎臓病

    たんぱく質や塩分、カリウム・リンの摂取バランスに配慮したメニュー提案

管理栄養士から皆様へ

「毎日の食事が自分の体を作っている」そのことを実感いただけるよう、無理なく、楽しみながら続けられる食生活の提案を心がけています。制限ばかりでは続きません。日々の生活の中に“ちょっとしたコツ”を取り入れるだけで、体も心も少しずつ変わっていきます。

どんな些細なお悩みでも結構です。一緒に考え、寄り添いながら、よりよい未来を目指しましょう。

まずは外来診察にて、医師が栄養指導の必要性を判断しますので、
診療科は「内科」でご予約ください。

TOPへ戻る
LINE

北大宮駅から徒歩6分

〒331-0813
埼玉県さいたま市北区植竹町1-157

アプリから予約でもっと便利に!詳しくはこちら

クレジットカード・
電子マネー決済可クレジットカード・電子マネー決済可
             
日祝
担当医里村盟
里村元
里村元 里村元 里村元 ※5

9:00~13:00(最終受付12:45)

※1

もの忘れ外来15:00~16:00(事前予約制)

※2

16:00~18:00(最終受付17:45)

※3
  • 月曜 午前は診療 2診体制
  • 月曜のみ11:00~12:00(事前予約制)
  • 月曜 午後は里村盟医師のみの診察になります。
  • 第1・3・5土曜日 里村元理事長 / 第2・4土曜日 里村盟医師
  • 9/8(月)は午前のみ診療 / 午後 休診となります。
  • 担当医カレンダーはこちら

ただし、変動の可能性がございますので、詳しくはお問合せ下さい。