健康診断で異常を指摘された方・要再検査の方へ

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健康診断

項目に該当する方はご相談ください

  • 健康診断を受け要再検査とあるが放置している
  • 健康診断で異常ありと指摘を受けたが自覚症状がないので再検査していない
  • 毎年健康診断を受けているが、細かい部分まで意識してみていない

健康診断の結果、放置していませんか?

健康診断の結果を見て異常所見ありと記載があっても、聞き慣れない専門用語ばかりでよくわからず、症状がない、と放置していませんか?

逆に、「異常」の文字を見て不安になる方も多いのではないかと思います。

健康診断の結果の見方

健康診断の結果は、機能項目ごとに6つの「判定区分」異常なし軽度異常要再検査(生活改善)要精密検査要治療治療中治療中)のいずれかに判定されます。

異常なし

検査の範囲では異常なし、特に心配する必要はありません。
毎年、健康診断を受けましょう。

軽度異常

異常が見られますが、緊急性はなく、軽度です。
日常生活に注意し、次回の健康診断まで様子を見てください。

もし気になることや症状があればかかりつけの医師やお近くの医院を受診して悪化を防ぎましょう。

要再検査(生活改善)

異常が発見され、すぐに治療が必要な状態です。
自覚症状がなくても専門医を受診し、再検査を受けてください。

要精密検査

より詳しく精密検査が必要な状態です。
放置せず専門医を受診し、再検査を受けてください。

要治療

治療が必要です。医療機関を受診し治療を受けてください。

治療中

現在治療中の主治医の指示に従い治療を続けてください。
検査結果確認後は判定区分の指示に従い必要であれば医療機関を受診してください。

今回の健康診断で現在は「異常なし」と判断されても、何か気に掛かることや症状が続いたり現れた場合は 放置せず、専門医を受診し、再検査を受けてください。

各検査項目について

血圧

心臓から血液を送り出す時に血管にかかる圧力の事です。心臓が収縮する時にかかる圧力が収縮期血圧(数字の大きい方)、心臓が膨らんだ時にかかる圧力を拡張期血圧(数字の小さい方)といいます。

収縮期血圧が高いと血管に負担が生じ、動脈硬化(血管が硬くなる状態)を引き起こし、脳出血や脳梗塞、心筋梗塞や大動脈瘤などの重大な病気を引き起こす可能性が高まります。

血糖値

血糖値とは、血液中を流れるブドウ糖の量を指します。高い値だけに注意しがちですが、低すぎても様々な合併症を引き起こしかねませんので注意を払うようにしましょう。

主な関連症状
脱水・倦怠感
リスク
糖尿病・動脈硬化に伴う脳梗塞、心筋梗塞・網膜症・腎症・神経障害
検査方法
血液検査(糖代謝)、尿検査
結果項目
HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)、HOMA、Cペプチド、尿糖、尿蛋白

コレステロール

コレステロールとは、血液中に含まれる成分のひとつで食事やストレス、体質・遺伝、肥満などの原因からコレステロールの数値が高くなると、健康に悪影響を及ぼすとされています。

メタボリックシンドローム

メタボリックシンドロームとは、糖尿病をはじめとした生活習慣病の前段階の状態を示すものです。脳や心臓など重要な臓器の異常と密接な関係があり、軽視していると重篤な合併症を引き起こしかねません。

主な関連症状
生活習慣病高脂血症脂質異常症、高血糖など
リスク
心筋梗塞や脳卒中など
検査・
結果項目
腹囲・BMI(体格指数)・体脂肪率・血圧・尿糖・トリグリセライド(中性脂肪)・HDL-コレステロール・LDL-コレステロール・血糖値・ヘモグロビンA1c・肝機能
内臓脂肪がどれだけ溜まっているか正確に計測する場合はCTスキャンによる画像検査が必要です。

尿検査

腎臓や尿管、膀胱などの泌尿器の病気や、心臓病や糖尿病の状態を確認するために行います。

検査で分かる
病気・異常
腎臓病、膀胱などの泌尿器の病気、心不全糖尿病
検査方法
採尿検査

尿酸値

尿酸とは体内で「プリン体」を分解する時に作られる老廃物の事です。プリン体を含む食べ物(魚卵やビールなど)を多く摂取したり、尿酸値を排出する機能が低下すると尿酸値が上昇します。

検査で分かる
病気・異常
高尿酸血症痛風・尿路結石
検査方法
血液検査

肝機能

主な肝臓の機能として①栄養素を取り込む、②毒素を排出する、③消化に必要な胆汁を作り出す機能があります。

検査で分かる
病気・異常
急性肝炎、アルコール性肝炎、脂肪肝、肝硬変、肝がん
結果項目
AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP

AST(GOT)、ALT(GPT)

肝細胞で作り出される酵素で、肝臓にダメージが生じると血液中に漏れ出してくるので肝臓機能の状態を評価することができます。

γ-GTP

主に胆管で作られる酵素で肝臓、腎臓、膵臓などに含まれています。胆管が詰まったり、肝臓などにダメージが生じると血液中に漏れ出してくるので肝臓機能を評価することができます。またアルコールに反応し、アルコール摂取量が多いと上昇します。

貧血

血液中の赤血球の中にある、酸素を運ぶ役割のヘモグロビン濃度が低くなった状態をいいます。

主な関連症状
体がだるい・疲れやすい・顔色が悪い、動悸・めまい・息切れ・立ちくらみ、爪が割れやすい、舌のただれ
検査で分かる
病気・異常
鉄欠乏性貧血、心不全、白血病、出血、肝疾患、腎疾患
検査方法
血液検査

心電図

心臓が自ら動くために必要な刺激伝導系という電気回路の状態を波形で確認するための検査です。

主な関連症状
体がだるい・疲れやすい・顔色が悪い、動悸・めまい・息切れ・立ちくらみ、爪が割れやすい、舌のただれ
検査で分かる
病気・異常
虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症)・不整脈・心筋症
検査方法
心電図検査、ホルター心電図

胸部レントゲン

胸部にX線を照射して肺や心臓、横隔膜などの臓器に異常があるかを確認するための検査です。

迷ったらまず再検査を受けよう

健康診断は、自分自身の健康状態を把握するための重要な手段です。定期的な健康診断を受けることで、疾患の早期発見や予防、健康状態の維持・改善が期待できます。

また、生活習慣の改善や健康管理のアドバイスを受けることができるため、 健康寿命の延伸にもつながります。

当院はWEB予約に対応しておりますので、お待たせしないように心がけております。
健康診断で軽度異常・要再検査などの判定がされた方は下記より外来診療の予約をお願いいたします。待ち時間少なく診療いたします。

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