私がさいたま市大宮で物忘れ外来を始めた理由

皆様、こんにちは。里村医院 里村 元です。
今回のブログは私がさいたま市大宮で日本認知症学会認知症専門医の資格を持ってもの忘れ外来を始めた理由について書きたいと思います。
私は医学部卒業後、東京の三鷹市にある杏林大学附属病院で初期研修を始めました。2年間の初期研修プログラムをこなしていく中で、将来何科に入るか考えた時に「これからは高齢化社会になるので、高齢者を診れる医者になろう」と考えるようになりました。その中で杏林大学には高齢者の急性期疾患や高齢者特有の疾患やフレイル、サルコペニアを専門性をもって診察する高齢診療科があることを知りました。

私は高齢診療科に入局し、高齢者の全身疾患を診察しながら、認知症の専門外来(もの忘れ外来)を担当させていだく機会に恵まれ、そこで認知症の診察を開始することが出来ました。
杏林大学の高齢診療科は、認知症疾患医療センターに指定されていることもあって毎日各所からもの忘れで困っている方が大勢来院されます。その中で認知症の初診から担当し、問診・診察・検査などを経て診断を行い、投薬を行いながら治療を行っていきました。検査も頭部MRIや脳血流シンチグラムを行い診断するために、医局内で毎週カンファレンスがありそこで多くの医師が症例の議論を行い治療のプロセスを学べたことは現在の私の大きな力になっています。
そのような中で認知症診療に研鑽を積み、H27年に認証専門医の資格を取得しました。
それと同時に私の地元であるさいたま市で60年以上地域に根差した診療を行っている里村医院で診療に従事したいと考えていた私は、自分の専門性をさいたま市で活かしていきたいと考えており、「里村医院でもの忘れを行えばいいんだ」と考えるようになりました。杏林大学高齢診療科に籍を置きながら、H27年に里村医院でもの忘れ外来を始めました。

当初はもの忘れ外来初診患者様は平成28年には8人/年でしたが、徐々にもの忘れ外来の存在を知っていただけるようになり、H29年には21日/年、H30年には47人/年と徐々に増えていくことができました。
令和7年度には400人/年を超える認知症を心配する人々が当院を受診されるようになりました。

地域活動も同時に行い、認知症サポート医(かかりつけ医と認知症疾患医療センターを繋ぐ役目)や認知症初期集中支援チーム(医療や介護に繋がっていない人を医療や介護に繋げるチーム)の一員として地元で認知症専門医として貢献できるようになってきました。最近ではアルツハイマー病によるMCI(軽度認知障害)や早期認知症の方を対象に抗Aβ抗体薬の治療が始まっています。
当院は治療開始後の安定した時期(治療開始6か月以降)にフォローアップ施設として、抗Aβ抗体薬の治療を行うことができます(令和7年12月の時点で4名の治療を行っています)。
里村医院の治療に対するモットーの1つは、「認知症で困っている人をゼロにする」「医療でさいたまに貢献する」があります。そのモットーを大切にしつつこれからも認知症に対して専門性をもって取り組んでいきたいと考えています。
認知症は残念ながら必ず進行します。進行しますがその人が残された機能でいかに活き活きと生活できるかや、また認知症を支えるご家族のサポートも同時に考えていくのが認知症診療では必要だと思っています。認知症やそのご家族が住み慣れたこの地域で生活を続けられるサポートを里村医院で行っていければと考えています。

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| 担当医 | 里村盟 里村元 |
里村元 | 里村元 | 里村元 | ※5 | ||
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もの忘れ外来15:00~16:00(事前予約制) |
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16:00~18:00(最終受付17:45) |
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