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生活習慣病と予防医療の関係性について
こんにちは、里村医院 副院長 里村 元です。
本日のブログは生活習慣病についてです。
当院で重視しているものの一つに予防医療があります。
予防医療というと、アンチエイジングなどをイメージすることが多いかと思いますが、
小児の予防接種や認知症予防など、病気を未然に防ぐという観点で考えると、
予防医療はとても幅広い分野で地域医療に貢献できると里村医院では考えています。
その予防医療の中で特に里村医院で力を入れているものの一つに、
生活習慣病対策があります。
生活習慣病の定義は、
「食事や運動、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が深く関与し、
それらが発症の要因となる疾患の総称」です※1。
1996年ころから使用されるようになり、それまでは「成人病」と呼ばれていました。
主に関わるものとして、
食習慣：インスリン非依存糖尿病（2型糖尿病）、肥満、脂質異常症（家族性を除く）、高尿酸血症、循環器疾患（先天性のものを除く）、大腸がん（家族性のものを除く）、歯周病等
運動習慣：
インスリン非依存糖尿病（2型糖尿病）、肥満、脂質異常症（家族性を除く）、高血圧等
喫煙：
肺がん、循環器疾患（先天性のものを除く）、慢性気管支炎、肺気腫、歯周病等
飲酒：
アルコール性肝疾患等
と国では定義しています。
これをふまえて、
当院では高血圧、脂質異常症、糖尿病、高尿酸血症を中心に
生活習慣病対策に力を入れております。
ホームページ上でも生活習慣病ページを新たに設けました。
これによって生活習慣病が悪化して脳梗塞や脳出血などの
脳血管障害や心筋梗塞や狭心症などの循環器疾患が発症する方が
一人でも減ることができればいいなと思っています。
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未来を見据えた予防医療
「予防は治療に勝る」
これは、里村医院を創設した私の祖父 里村 千秋（ちあき）の座右の銘です。この言葉を引き継いでいくためにこれからも里村医院で予防医療を続けていきたいと思います。
厚生省・公衆衛生審議会．生活習慣に着目した疾病対策の基本的方向性について（意見具申）
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