皮膚が乾燥してかゆい | 北大宮駅徒歩6分の糖尿病専門外来 里村医院
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皮膚が乾燥してかゆい

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もしかしたら糖尿病の症状かも

治らないかゆみに心当たりはありませんか?

以下の項目に1つでも当てはまる場合、糖尿病の合併症の可能性があります。

  • 毎日保湿クリームを塗っているのに、かゆみが全く収まらない
  • 冬に限らず、一年中肌がカサカサして粉を吹いている
  • 見た目に湿疹はないのに、全身がムズムズとかゆい
  • 特に夜、布団に入って体が温まると我慢できないほどかゆくなる
  • デリケートゾーン(陰部)にしつこいかゆみがある
  • かきむしった傷が治りにくく、すぐに化膿してしまう

冬だから乾燥しているだけ、年齢のせいで肌がカサカサする。そう思って市販の保湿クリームを塗り続けても、一向にかゆみが治まらない場合、それは皮膚の問題ではなく、糖尿病の合併症の可能性があります。

糖尿病における皮膚の乾燥とかゆみは、ごく初期の症状ではなく、ある程度進行し始めている段階で見られるサインです。高血糖の状態が続くと、体は尿として水分を大量に排出してしまうため、慢性的な水分不足に陥ります。その結果、皮膚の表面を守る水分まで失われ、バリア機能が低下して荒れやすくなるのです。

一般的な皮膚科治療で改善しない場合、皮膚の表面だけをケアしても解決しません。身体の内側で起きている代謝異常に目を向け、血糖値をコントロールする必要があります。

皮膚が乾燥してかゆい

糖尿病のよくある症状

糖尿病が原因で皮膚が乾燥する理由

なぜ血糖値が高いと、皮膚が乾燥し、かゆくなるのでしょうか。

  • 高血糖による脱水(浸透圧利尿)

    血糖値が高くなると、体は余分な糖分を尿として排出しようとします。この時、糖分が水分を強力に引き寄せるため、尿の量が異常に増え、身体中の水分が奪われます。その結果、皮膚細胞に含まれる水分も奪われ、さらに、血の流れが悪くなると皮膚の回復力が落ち、かゆみや炎症が長引くことがあります。

  • 発汗機能の低下(自律神経障害)

    糖尿病により自律神経がダメージを受けると、汗をかく機能(発汗調節)がうまく働かなくなります。汗には皮膚に適度な潤いを与える役割がありますが、特に下半身の発汗が減少することで、足のスネや足裏が乾燥し、細かなひび割れが起きやすくなります。

かゆみの正体は、高血糖による全身の脱水と、神経障害による発汗の停止です。尿として水分が奪われ続ける上に、天然の保湿クリームである汗が出なくなることで、皮膚のバリア機能が崩壊してしまっているのです。

糖尿病の初期サイン

感染症やかぶれとの見分け方

糖尿病による皮膚トラブルは原因が複雑です。単なる水分不足による乾燥だけでなく、免疫力が落ちているために細菌やカビが繁殖して起きる感染症が混ざっていることがよくあります。ご自身の症状がどちらに近いか、場所と状態で確認してください。

  • 全身がかゆい場合(高血糖による乾燥)

    目立った発疹や赤みがないのに、背中、手足、お腹など、全身がカサカサしてかゆい場合は、先ほど解説した高血糖による脱水が主な原因であることが多いです。
  • 陰部や足がかゆい場合(カビ・細菌の繁殖)

    糖尿病の方は免疫力が低下している上に、汗や尿に糖分が多く含まれるため、菌にとってはエサが豊富な天国のような環境です。特定の場所がかゆい場合は、感染症の可能性が高くなります。
  • 陰部のかゆみ(カンジダ皮膚炎)

    カンジダというカビの一種が繁殖しています。女性だけでなく男性にも起こります。抗真菌薬で治療しますが、血糖値を下げて菌のエサ(糖)を絶たない限り、何度でも再発を繰り返します。
  • 足のかゆみ(水虫)

    白癬菌(はくせんきん)による感染、いわゆる水虫です。健康な人よりも治りが極端に悪く、そこから細菌が入って足が腐る(壊疽)原因にもなるため、軽視できません。

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最大の見分け方は治りにくさと赤みです。細菌やカビの感染では、皮膚に赤みやただれが出ることが多く、乾燥とは見た目が異なります。 もし薬を塗っても治らない・治ったと思ってもすぐぶり返す場合は、皮膚表面の問題ではなく、糖尿病によって免疫力が回復できない状態にあると疑うべきです。

症状を放置するとどうなる?

乾燥やかゆみを我慢できずにかきむしってしまう。この何気ない行動が、糖尿病の方には取り返しのつかない事態への引き金となります。

通常ならすぐ治る小さな傷も、高血糖の状態では自然には治りません。血流が悪く酸素が届かない上に、免疫力も低下して細菌を退治できないからです。さらに糖分の多い血液は細菌の格好の栄養源となり、傷口で菌が爆発的に増殖します。 見た目は小さな傷でも内部で感染が広がり、気づけば組織が腐る壊疽えそへと進行してしまいます。

かゆみを放置することは、将来的に足を失うリスクを放置することと同じなのです。

体内での進行プロセス

  • 乾燥に耐えきれず皮膚をかきむしり、バリア機能が壊れて傷がつく。
  • 免疫力が弱いため菌を殺せず、すぐに化膿する。
  • 菌が皮膚の奥深くまで侵入。足全体が赤く腫れ上がり、高熱が出る。
  • 血流が途絶えて細胞が死滅し、黒く腐る。命を守るために足の切断を余儀なくされる。

かゆみを根本から断ち切るための

皮膚トラブルを防ぐ生活習慣

かゆみを根本から断ち切るためには、皮膚の表面を守るスキンケアと、体の内側を整える血糖コントロールの両方が必要です。

まず、ヘパリン類似物質やワセリンなどの保湿剤を使用して、低下した皮膚のバリア機能を補ってください。しかし、これだけでは一時的な対処に過ぎません。 最も重要なのは、大元の原因である血糖値を下げることです。HbA1cを下げ、脱水状態を改善し、免疫力を正常に戻すことで、初めて皮膚本来の潤いが戻り、感染症のリスクが下がります。 もし、皮膚科で薬をもらっているのになかなか良くならない場合は、この内科的なアプローチ(血糖管理)が不足している可能性が高いです。

今日からできる5つの生活習慣

皮膚を守り、悪化を防ぐために、日々の生活で以下の点に注意してください。

お風呂はぬるめを心がける

熱いお湯は、皮膚を守っている皮脂膜を溶かしてしまい、乾燥を一気に悪化させます。入浴時は熱湯を避け、少しぬるいと感じる程度の温度設定にしてください。

体をゴシゴシ洗わない

ナイロンタオルなどで強くこするのは厳禁です。目に見えない微細な傷ができ、そこから細菌が入り込んで感染症を起こしやすくなります。たっぷりの泡を作り、手で優しく洗うのが基本です。

入浴後、すぐに保湿する

お風呂から上がった直後から、皮膚の水分は急速に蒸発し始めます。タオルで体を拭いたら、時間を空けずにすぐ保湿剤を塗って水分を閉じ込めてください。

こまめな水分補給

高血糖による脱水を防ぐため、喉が渇く前に意識して水分(水やお茶)を摂取してください。体の内側から水分を補うことが、皮膚の乾燥予防にもつながります。

食事の量と時間を一定に

食生活が乱れると血糖値が急激に変動し、それが皮膚の炎症やかゆみを悪化させる要因になります。規則正しい食事は、皮膚の安定にも直結します。

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これらの対策を行ってもかゆみが続く、あるいは傷が治らない場合は、すでに自己管理の限界を超えています。皮膚科的な治療だけでなく、糖尿病専門医による治療の強化が必要です。

さいたま大宮糖尿病相談室

里村医院の糖尿病診療体制

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  • 合併症
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    一貫対応

里村医院(さいたま大宮糖尿病相談室)では、日本糖尿病学会 糖尿病専門医が、一人ひとりの生活習慣や体質に合わせたオーダーメイドの治療を行っています。

予防は治療に勝るという理念のもと、食事療法・運動療法・薬物療法を組み合わせ、糖尿病とともに“健やかに生きる”ための診療を提供しています。 糖尿病は静かに進行しますが、早期に治療を始めれば合併症を防ぐことができる病気です。「少し気になるけれど大丈夫だろう」と思わず、気づいたその時点で検査を受けることが大切です。

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「健康診断で異常を指摘された」「通院を迷っている」そんな方も、どうぞお気軽にご相談ください。里村医院では、専門医による診察と院内迅速検査により、早期の糖尿病発見と、生活習慣の改善サポートを行っています。スタッフ一同、丁寧な診察を心掛けておりますので、ぜひ当院へご来院ください。

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