冷蔵庫に同じものがたくさん入っている | 里村医院

冷蔵庫に同じものがたくさん入っている

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冷蔵庫に同じものがたくさん入っている

こんな症状みかけませんか?

  1. 一人暮らしの母親の家の冷蔵庫の中身に卵のパックがたくさん入っている
  2. 賞味期限が切れた食材がたくさん入っている

などがあれば、認知症の中核症状の「実行(遂行)機能障害」である可能性があります。

「実行(遂行)機能」とは頭の中で計画を立て、
順序良く実行する機能のことです。

たとえ予想外のことが起こっても通常なら
適切に対処することができます。
ですが、認知症になると実行機能が障害され、
首尾よく日常生活が営めなくなります。

どうして同じものを買い込むのか。

冷蔵庫にたくさんの卵があるのは、卵を使った料理の手順が分からなくなり、卵以外のレシピですませることが増え、記憶障害も相まってスーパーに買い物に行ってまた卵を買ってきてしまう、そしてそのほかの食材でも同じことが起き、食材が余り賞味期限切れの食材で冷蔵庫がいっぱいになる、となります。

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認知症者は記憶障害や実行機能が障害されても、誰かがサポートすれば卵を使って料理をする能力や食材を余らせることを避けることができます。

一人暮らしの場合、介護保険を申請しヘルパーさんに食材の管理をお願いするとか、配食サービスでバランスの取れた食事摂取を管理するなどの工夫で日常生活を維持できる可能性があります。

高齢化社会と認知症との
将来的な向き合い方について

高齢化社会を生きる家族をサポート

里村医院では投薬による治療と並行して、「認知症者が起こす行動の裏側にある理由」
認知症を介護するご家族に伝えています。

投薬による治療を行っても残念ながら認知症は必ず進行していきます。
進行しても認知症を介護するご家族が認知症の気持ちを理解し寄り添うことができれば、
住み慣れた地域で認知症者は住み続けることができます。

そのような治療も認知症診療だと里村医院では考えています。認知症介護は一人では難しいものです。
一人で悩むのではなく、様々なサポートを受けて認知症者は地域で暮らしていけます。
里村医院では医療面での認知症サポートを行っています。

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