家の中に虫が見える、いないはずの女の子がいる | さいたま市北大宮 - 里村医院

家の中に虫が見える、いないはずの女の子がいる

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家の中に虫が見える、いないはずの女の子がいる

こんな症状みかけませんか?

  1. 家の中に虫が見える
  2. 家の中に女の子がいる

このような発言があったら、家族としては気味が悪いと感じることと思います。また幻覚が見えたは精神病になってしまったと思われるかもしれません。これはレビー小体型認知症の症状の「具体的な幻視」が原因の可能性があります。

どうして幻視が見えるのか

レビー小体型認知症とは脳の後頭葉が萎縮する病気です。

後頭葉には「視覚野」と言われる見る事に関係してくる部位があります。そこが障害されてくると、幻視が見えることが原因です。

  • 先生からのアドバイス

    対応として幻視が見えたと訴えがあっても否定せずに本人の意見に耳を傾けることが重要です(否定するとかえって幻視が悪化することがあります)。幻視が見えても本人に危害を加えることはないことを伝えてあげることが大事です。安心した声かけで幻視が消失することがあります。

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どうしても見えるという場合はそこの場所に行き実際触れる動作をして「ほら、何もないでしょう」と行動を見せてあげると幻視が消失することがあります。

高齢化社会と認知症との
将来的な向き合い方について

高齢化社会を生きる家族をサポート

里村医院では投薬による治療と並行して、「認知症者が起こす行動の裏側にある気持ち」
認知症を介護するご家族に伝えています。

投薬による治療を行っても残念ながら認知症は必ず進行していきます。
進行しても認知症を介護するご家族が認知症の気持ちを理解し寄り添うことができれば、
住み慣れた地域で認知症者は住み続けることができます。

そのような治療も認知症診療だと里村医院では考えています。認知症介護は一人では難しいものです。
一人で悩むのではなく、様々なサポートを受けて認知症者は地域で暮らしていけます。
里村医院では医療面での認知症サポートを行っています。

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