認知症とは
dementia
認知症とは
認知症とは、脳機能の低下によって、日常生活に支障をきたす状態を指します。認知症には、アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、脳血管性認知症、前頭側頭型認知症など、様々な種類があります。
認知症の種類について
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認知症の種類と原因
認知症の症状は、個人差がありますが、一般的には、物忘れや記憶力の低下、言葉の出しにくさ、判断力や抑制力の低下、物事の理解力の低下、空間認知力の低下などが挙げられるほか、進行性の病気であり、時間の経過とともに症状が悪化していきます。
認知症になるリスクは、高齢化や遺伝、生活習慣の影響などが考えられます。高齢者に多く認める病気ですが、若年性認知症も存在します。運動不足、喫煙、飲酒、不規則な生活習慣などは、リスクを高める要因とされています。
リスクが高い人の特徴
認知症のリスクが高い人の特徴は以下のようになります。
ご高齢の方
認知症は年齢とともに発症することが多く、60歳以上の人々に多く見られます。
遺伝的な要因
認知症は家族内で遺伝することがあり、近親者に認知症の人がいる場合は、
そのリスクが高くなります。
生活習慣がよくない方
不健康な生活習慣、例えば運動不足、肥満、喫煙、過剰な飲酒などは、
認知症のリスクを高めるとされています。
精神的ストレスを抱えている方
長期的なストレス、抑うつ、孤独、不安などは、
認知症のリスクを高める可能性があります。
脳に対する損傷があった方
外傷や病気などで脳に損傷を受けた場合、認知症のリスクが高くなります。
以上が認知症のリスクが高い人の特徴です。ただし、これらの特徴があるからといって必ず認知症になるとは限らず、適切な予防策を講じることでリスクを減らすことができます。
認知症患者との接し方
認知症は、
家族や介護者のサポートが必要になります。
また、認知症の人が社会参加や交流を維持することも困難となり、本人や家族の精神的な負担や社会的な孤立感が生じることもあります。
家族や介護者は、本人の日常生活のサポートやケア、医療や介護制度の利用などに多大な負担を強いられます。認知症の人が安心して暮らすことができるよう、家族や介護者には、適切な情報提供や支援が必要です。
認知症患者のご家族対応について詳細を知りたい方はこちらをご覧ください。
高齢化社会と認知症との
将来的な向き合い方について
認知症は、将来的に高齢化社会が進む中で、ますます深刻な問題となっています。認知症に対する社会的な理解や支援の必要性が高まっており、認知症に対する取り組みが求められています。認知症の人が地域社会において、積極的に参加し、生きがいを感じられるような社会の構築が必要です。
また、認知症は現在の医学技術では完全に治療することはできませんが、早期発見や適切な治療、予防によって、症状を軽減し、生活の質を改善することができます。認知症になるリスクが高い人は、定期的な健康診断や認知機能検査を受けるようにしましょう。
認知症予防について
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